「三つの寶」 芥川龍之介

先日の日記に書いた「名著復刻 児童文学館」、
今日は雨なので、整形外科のリハビリから帰宅し、
読み始めた。

三十数冊の復刻本は、
どれも日本文学史に残る作家たちの著作だが、
昭和3年6月20日に、改造社が出版した、
芥川龍之介の「三つの寶」は、
この本の販売をしてる間、
見本として永く持ち歩いた本なので、
自分には、特別な思いがあり、
今も当時のことを思い出すと、
自分は、
いい加減な性格で、
大きな成果をあげられない社員だったが、
この仕事には、
それなりに本気で取り組んだことが浮かんでくる。

何しろ初版が出た昭和3年当時は、
公務員の初任給が75