殺人タックル抗議への日大の回答は、政権の国会答弁に似ている

 日大アメフト部の悪質タックルが一大センセーションを巻き起こしている。体の力を抜いている選手に背後から飛びかかっているのは、プレーとは言えず、故意に怪我させようとしている傷害行為にしか見えない。

 被害者である関西学院大学は日大に抗議するのは当然で、その回答が昨日、関学の会見で公開されたが、テレビの報道を聴いて真っ先に思ったのは、モリ・カケ問題、自衛隊の日報隠し、働かせ改悪法案での出鱈目データなどの不祥事を追及されたときの政権の回答とそっくり、ということだった。

 まず、誠意のなさ。

 悪質なタックルを仕掛けた選手は、『監督から、相手のQBを潰せ、