蓼科山の山麓も一雨ごとに淡い緑に覆われ、初夏らしく朝陽も日差しが強くなってきました。
今が一番気候も良く、薄い緑でいたるところが覆われ、心もウキウキしてくるような気候です。
庭の花も次から次へと、一刻も早く春を謳歌しようと先を争って花が咲き出した。
春の山を歩くのも今が楽しみの一つでしょう。様々な瑞々しい新芽、新葉の緑に目をあらわれるのもこの季節。
山陰の湿り気を帯びたところに生える「コゴミ」は姿がすらっとして実に美しく、採って食べるにはもったいないような気がします。
飯田蛇笏の歌に「歯朶萌えて岩滝翔ける雉子かな」と歌われているように「萌える」