キリスト教から離れた私は
死後裁かれて地獄へ行くという
恐怖でいっぱいだったのだが、
さきほど
あれほどがんじがらめになっていたこの問題に
ピリオドが打てた。
私の手に負える問題ではないから
考えるのはもうやめよう。
これが私が至った結論だ。
理由として、
死後云々するということは
魂があるという事が前提である。
「魂はあるのか?
それともないのか?」
ここが最大の争点だったのだが、
私が解決できる問題ではない事がわかったのだ。
いくら一生懸命に考えても導き出せない。
魂があるかどうかなんて
たぶん、最先端の科学者でもわからないだろう。