6月になった。この季節になると見たくなる花が二つある。
それは紫陽花と菖蒲。紫陽花は近所を歩けばけっこう見ることはできるが、菖蒲は公園などの管理された場所に行かないと近頃はあまりお目にかかれない。
5月に咲くあやめの花はほぼ終わりに近いけれど、菖蒲の花はこれからが盛り。そんな思いで車を走らせてみる。
昨年もこの日記にわが家に咲く菖蒲やあやめを記したような気がするが、今年もまた思いを新たに書いている。
昔は菖蒲をあやめとも呼んでいたようだ。
別名として「あやめ」「あやめぐさ」と万葉集の注釈にも載っている。いつ頃から「菖蒲」と「あやめ」を区別し呼ぶよう
連載:季節の花 4