【映画】「ペンタゴン・ペーパーズ」「大英博物館プレゼンツ 北斎」「シェイプ・オブ・ウォーター」

自宅から最寄の塚口サンサン劇場は、小さな映画館であるが、最新作のロードショーばかりでなく、大手の館では少し前に公開が終わったような作品を期間限定で取り上げたり、他の館ではめったに見られないようなマイナーながら捨てがたい佳作をやることも多いので、なかなか面白いところである。今日の日記に登場する3作品も、私が病気で入院中にすでに公開され、指を咥えて見過ごしていた作品ばかりであるが、退院後の今頃見られるとは望外の幸せというべきだろう。

(1)ペンタゴンペーパーズ/最高機密文書
スティーヴン・スピルバーグ監督は常々、20世紀に起きたさまざまな出来事を映画にして