生命系の進化論・肉体の進化-8

参考⇒昆虫の祖先については古世代の住人から引用した。

遺伝子解析でエビやカニなどの甲殻類から派生した「ムカデエビ」が系統的に近い関係にあるという。しかし、はっきりしたことがわからず、まだまだ議論の余地はあるようだ。シルル紀後期に生息し、もっとも最初に陸上に進出した動物である。

その体は頭部、胸部、腹部に分かれ、胸部のみに脚が生えているところまでは昆虫と同じ特徴といえるが、胸部の脚は11対(22本)と昆虫よりかなり多かった。おそらく、昆虫より多い分の脚を消失させて、昆虫になったのではないかといわれている。他にデボン紀初期にいたデボノヘキサポドゥスも候補