生命系の進化論・肉体の進化-9

 2.10人間への進化軸 前編
 
   爬虫類との別れ
 散在神経系という伝達機構が有ります。約5億年前に出現した原索動物であるホヤの幼生には、長さ2mm、直径0.2mmほどのチューブである「神経管」がります。

やがて我々の祖先は、ヤツメウナギに見られるように、単眼のレンズの目を持ち、複眼動物と闘いながら、優位に立ち、陸上に上がり、DNA鎖も長くなり、特定の位置の筋肉(蛋白質)を作り続ける遺伝子も増加しました。

 外界から確保するエネルギー量が多くなり、細胞が沢山作られ、生体各部位の筋肉や贅肉が、DNAに組み込まれたコードに従って、生体各部が、独自