生命系の進化論・肉体の進化-10

2.11人間への進化軸 後編

哺乳類は単弓類から進化しまました。多くの単弓類は三畳紀に激減しましたが、哺乳類は小型化し聴力を発達させて夜の環境に適応し、その結果、脳も発達させることになります。

 哺乳類の直接の祖先はエオゾストロドンが最初期と言われる。その後、トリナクソドン(キノドン類)は横隔膜を発達させ、その後のエオマイア(哺乳類・有胎盤類)は胎生を獲得したと考えられています。ただし、カモノハシの様に例外としては卵生の種もいます。

哺乳類になると、小脳と大脳が大きくなる。特に大脳の新皮質が発達し、「感覚野」「運動野」といった新しい機能を持つように