連載:日常

コンサルタントだけが肥える (自分のためのメモ)

暮らしている市では、多くの地方都市がそうであるように、かつての商店街はシャッター通りとなり、行きかう人もまばらで、もはや個人商店は商売的には喘いでいる。

いちおう観光地として知られ山岳観光があるので、山の方は一定の賑わいがある。しかしそれだけだ。街の中心地には、外から流入してくる人たちの姿はほとんどない。

市の人口は減るばかりで、ある一定数の人口を割ってしまうと、国からの補助金を受けることができない。ますます寂れていく今後の街の姿が見えてくる。

こんな背景のなかで、市では昨年より、コンサルタントに指導を受け、市街地活性化プロジェクトなるものを立ち上