ナチスから逃れるため日本への通過ビザを求める数千人のユダヤ人に、本国の許可なしに「命のビザ」を発給し、日本のシンドラーとも言われた杉原千畝氏の記念館を訪ねました。
リトアニアのカウナス市にある元日本領事館の跡が杉原記念館になっています。

この記念館以外にも、ソ連に領事館を強制閉鎖された後、ベルリンに行くまでに滞在していたメトロポリスホテルの外壁にも、ベルリンに向かって出発した鉄道の駅にも、杉原氏の功績の書かれたプレートがあります。

ホテルでも、そして列車が出発し始めてからも、杉原氏はビザを書き続けました。

『汽車が走り出し、もうビザを書くことがで