越谷散歩 ー踊る阿呆に見る阿呆ー

5日前の蒸し暑い日にでかけた。
南越谷駅(JR武蔵野線)を降りてものの数分歩いただけなのに汗が額に浮かんできている。午後3時ごろ、中天に陽が照り騒いでいる。一説によると太陽の黒点の活動が衰えて地球全体が冷えるのではないかと。とてもそうは思えない。
今年で34回を数える南越谷阿波踊り。まずは涼をとるためにも舞台踊りを見ようとホールへ足を運ぶ。「越谷コミュニティーセンター」の1600人を収容できる大ホール。重い扉を開けると、太鼓、鉦の2拍子のリズムに合わせるように澄んだ高い音の篠笛が絡む。三下がりに抑えた三味線の音が他の囃しの賑やかさを抑えるかのように密やか