人生いかに生きるか

「15の夏 上と下」佐藤優著を読み終えた。
18日間、私も15歳の佐藤君と一緒に、エジプト、スイス、東欧数か国、
そしてソ連を旅してきた思いがする。

1975年の東欧やソ連は、おもしろい。
食事がおいしいのがとてもいい。
出会う人々があたたかいのもいい。
ブハラのバザールで食べた大きな揚げ餃子、
私も一緒に食べたような実感。

本の最後に、
高校の先生が語る言葉が、最高。

佐藤君が「社会に出ると妥協が必要で、
好きなことをして食べていくことはできないですよね」と言うと、
先生はこう答えた。
「佐藤君、そんなことはありませんよ。
ほんとうに好きなことを