「郷土史の面白さ、現地調査の面白さ」

老境になると不思議に郷土史に強い興味を感じる人が多くなります。
学校で教える日本史は大和朝廷や平城、平安時代の天皇や貴族のことばかりです。鎌倉幕府や室町幕府や江戸幕府の政権交代の歴史が主です。地方の歴史はあまり教えません。
そして地方、地方の生活の実態の歴史は中央政権の歴史とはあまり関係の無いことがあるのです。

それは地方特有の環境に密接に関係する歴史です。
老境に至ると中央政権の歴史と地方の歴史の違いが鮮明に見えて来るのです。
地方の歴史、郷土史は学校で習わない面白い歴史なのです。
仕事を止めた高齢者にとっては地方の歴史をしらべる暇がたっぷりあります