「マンザナ、わが町」を見る

定例の観劇会でこまつ座の「マンザナ、わが町」を見た。日系人強制収容所で生まれた、同級生のカボチャンさんはその記憶がないものの収容を体験されており、ご両親はご苦労されたとお話を伺っていたので、噛締めながら拝見した。
真珠湾攻撃の翌年春、マンザナー日系人強制収容所が舞台である。原作はこまつ座を立ち上げた作家の井上ひさし。
ルーズベルトの出した、大統領令により、強制収容が始まって間なしの収容所に集まった5人の女性の物語である。
年齢も職業も様々な5人。市民権を持っことができない一世の浪曲師。市民権を持った二世の歌手、ジャーナリストと手品師、女優。彼女らは「マン