現役の頃、私は68歳まで働いていた。
数年前まで、こういう感じ方はなかった。
ほとんど毎朝、感じる。
ああ・・こんなふうに朝を迎え、
満ち足りた朝がやってきて。
足もとが浮いている感覚。
確かなものは何もない。
地上100mくらいところで綱渡りして、
落ちそうだけど、落ちない。
まるで、日本経済のような不安定さ。
(国債金利がいつまで安定しているか)
あるいは、巨大隕石が地球に衝突する前のような。
今、現在の安定は、
あまりの幸運が重なっている感じ。
私が生きているというのは、
まさに、奇跡という実感。
人が、努力したとか、頑張ったとか。