謝罪の王様(2013)

◆何とかしてくれる阿部サダヲ

昨夜(19日・金)日本テレビ(「金ロー」枠)で放映されたのを、リアルタイム視聴。初見。
あやし過ぎる「東京謝罪センター」なるコンサルタントを主宰する自称「謝罪師」の男が、何かが邪魔をして素直に謝れない人々を、独自の哲学と絶妙の土下座技術で救って行く社会派(?)コメディ。
「すみません」の潤滑効果をフルに活用してきたわが国民文化に着目したのは、なかなか面白い視点だが、もっと普通の乾いたオムニバス・コント映画として作った方が、作品の切っ先が鋭くなったのではないか。いくつものエピソードが有機的に結合したり、「イイ話」に落とそうと