遥かなる晩秋キャンプ

秋も深まってきた、昔趣味だったキャンプのことを書こう。
キャンピングカーを持っていたので四季を通じてキャンプに行っていたが、この時期のキャンプが1番好きだった。しかも1人キャンプが好きだった。

群馬県の、ある村営のキャンプ場が私の定番のキャンプサイトだった。
土曜日などは仕事を早く終わらせキャンプ場に急いだものだった。
晩秋の山のキャンプ場には誰もいない。人目を気にせずのんびりゆっくりキャンプができる。愛用のススがいっぱいついたコンロの上でチョロチョロと小さな焚き火を燃やしながらいっぱい飲む酒は格別だ。

夜がふけてくるといろいろな音が聞こえてくる。葉