大和 三輪山登拝記

今年3度目の三輪山だが、登るのは初めて。麓に日本最古の神社といわれる大神(おおみわ)神社があり、山全体が御神体であるので近年まで一般人の立ち入りは許可されなかった。

今回訪れた目的は、三輪山周辺では古代より砂鉄採集が行なわれ、それがヤマト朝廷の原動力となっていた。という自論を研証するためでもあった。
三輪山は古い花崗岩の山体でそれが風化し、山中の沢には砂鉄が黒く堆積し帯状の紋様となり、その上を雲母のつぶがキラキラと光を反射しながら流れている清らかな光景を期待していた。

入山の前に受付で登拝にあたっての注意などを受ける。例えば山で見たこと、聞いたことは