泣ける太宰、笑える太宰

先日図書館で借りた本を読みました。

太宰治のアンソロジー(作家の選集)

「津軽」や「蓄犬談」、「眉山」ほか全部で18作です。

今までに、太宰治の小説は、何冊かを読んでいますが、大まかに筋を追ったくらいで、じっくりとは読んでなかったです。

まず「津軽」はあまりにも有名ですが、ここでは筋書きと
少しだけつまんで13ページにまとめてありました。

運とも世間とも折り合いが悪い自分という人間を精いっぱいにほりさげた作品でしょうか。

「蓄犬談」は大の犬きらいが、とうとう犬を飼うことになって、犬への不満の数々・・・これは読んでいて思わず声を出して笑ってしま