連載:即き過ぎを避けるには、異質の物や事柄を一句の中に取り込む「取り合わせ」が必要です。

俳句覚え書き。。。。1

季語の本意を説明しない======
季語にはそれぞれ「本意」があり、使い方に四つのポイントがあります。
①本意を知る  ②本意を説明しない
③本意の幅を広げて使う ④一句は原則一季語
季語の本意は、その言葉を見開きした時誰もが共通に抱くイメージのことですが、時代や地域、年齢や性別によっても、受け取り方が微妙にことなります。そのための歳時記で、そこには、季語の本意がわかりやすく説明されています。
ですから俳句で本意を詠むと二重に説明することになる。
「~だから」「~なのに」でつながるような季語の使い方しないことです。
例句
極月や借りたる本を読み急ぐ・・