本との過ごし方に思うこと  


出かける時には必ず鞄に本を入れて行きます。
喫茶店に入って中止半端な待ち時間に開く。

新刊の単行本を買うという事はあまりない。新刊小説も追いかけないです。

哲学書や人生論を読み進んで新しく感銘を得るという事もほとんどない。ニーチェも、この私に期待していないと思いますが。

私はテイストを基に楽しんでいるのかも。

セレクトショップのドアーを開けるようにページを開く。
誂えたものに感動するように。
秋の終わりに出すセーターのように。ずうっと気に入ったものと共にいるように。
アンソロジーがいい。選択者の感性が分かる。

たとえば、右綴じの本に会って見開