中輪     丁子菊       十一月二十三日

丁子菊(ちょうじぎく)です
この丁子菊には 実は本物が居ます
野生のキクでこの名が付いたものが在ります
筒状花ばかりで、イソギクに似ていますので、キクらしくない容貌の花です
漢名の「菊」は「究極」や「最終」を意味し 一年の一番終わりに咲くことから名づけられたといわれています
さて、こちらの丁字菊は栽培品種
花の真ん中、筒状花の部分が、ドームの屋根ように膨れているのが特徴
昔はおもに関西地方で作られていた菊だそうです
花の中心の筒状の花びらが香料の丁子の花に似ていることから、この名前が付きました
江戸時代に改良された古典三菊のひとつ
古典三菊とは、