忘れえぬ女~国立トレチャコフ美術館展

「ロシアのモナリザ」とも呼ばれるイワン・クラムスコイの傑作「忘れえぬ女(ひと)」が約10年ぶりの来日。

Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中のトレチャコフ美術館展でじっくり鑑賞してきた。

私の大好きな作品だが、ロシアオペラツアーでモスクワに滞在した際は見逃してしまったので、人生2度目の対面に感無量。

フェルメール展と違って、それほどの混雑はなく、絵の前にある椅子に図録の見本があったので、解説を読みながら10分ほど座って鑑賞。

作品の原題は「見知らぬ女」だが、邦題の「忘れえぬ女」のほうが、この絵の女性の魅力を表現している気がする。

少し憂