食卓の情景 寒ブリ

昨日、寿司屋で忘年会があり、久しぶりに宴会料理を食べた。

【口取】から始まって、【水菓子】まで9品,1皿づつでてくるのだが、一際、驚いたのが、【造 里】(つくり)である。

まあ、【造 里】といっても、刺身であるが、2切れしかない。これには、びっくりである。

お品書きには、「佐渡寒ブリのみぞれ和え」とある。

すだちを絞って、わさび醤油で食べたが、何とも形容しがたい、うまさが舌に広がった。

日本海の冬の荒波でとれたブリは、脂がのって、まろやかでうまいということだが、まさにそうだ。

冬の日本海の情景が一瞬、浮かんだのは、嘘ではない。
こういうのは、