絵手紙・漢詩


明るい正月が
すぐそこまで来ている
生きていればこそ
年の瀬は
寂しさも
春の嬉しさも湧く
逝く年の侘びしさも
来る春の喜びも
魂に刻みつけて
深く生きよ

大晦日に鐘を
百八つ
人間の煩悩を
叩くといわれるのは
無限の煩悩が
あるということだ
心を清らかにすれば
煩悩が無くなる

煩悩が無くなれば
人は苦しまない
百八つは仏教では
無限を意味し
人間には無限の煩悩が
あるということだ

カテゴリ:日常・住まい