心臓カテーテル検査と風船治療(5)


前回の終章
なるほど、そのうち、右の顎のあたりが痛くなって
きたり、左の脇腹の上部が痛くなったり、その痛みが
ス〜と消えたり、妙な感覚が始まりました。

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医者が2の15とか、3の28とか看護師に指示を
始めました。
看護師が忙しそうに動いています。
(ああ、さっき見せてもらったステントのことだな、
太さ2ミリと3ミリのステントを入れるのかな)と少し
疲れてきた頭で考えていました。

それからまだしばらく作業は続いていましたが、
いつの間にか、体のあちこちで起こっていた奇妙な
変化はなくなりました。
少し頭がボ〜としていると