もう昔の話…
恋人が、霊能者で、除霊、ヒーリング、占い師をしていた。
ある日、会ってすぐから、
私が、ペンダントにして、身に付けていた、アメジストを外させて、自分の手に取り、
彼は、いつになく、真剣な顔つきで、
除霊だか、浄化だか、指先をアメジストにかざしながら、振ったりし始めた。
しばらくして、
「終わった~。」と、彼は、フーッと長く、息を吐いた。
「霊が、16体ついていたよ」と、彼は言う。
私は、憑依体質で、憑きやすいそうだ。
彼は、会うたびに私を除霊。
「また、つけてきたな…」と、
真顔で言う。
当時、線路際に住んでいて、線路の向