【短歌まとめ】あけび庵no・3

【短歌】あけび庵
初午の火伏の若衆水かぶり仮装の神や奇声も上がる     あけび庵
【参考】*  火伏の奇祭・・・
うかれてはたぬも鼓やうち添へむ初午まつるもりのみやしろ
一葉
初午に友の来たりて酒をくむ花咲く梅に雪ふりつもる
こぼり
【短歌】あけび庵
荒れてなお一番という風吹きてこれより戻らぬ春の覚悟や  あけび庵
街を吹き此れみよがしの自販機のごみ箱引きずる春一番よ  あけび庵
【参考】* 春一番/春疾風・・・
立春後、はじめて吹く強い南寄りの風。この風で草木の芽がほどけはじめ、春の本格的な訪れとなる。もともとは漁師言葉である。
春一番今年の幸福(さ