【俳句まとめ】あけび庵

【俳句まとめ】あけび庵
実は誰の蜜柑は鳥に突かれて
杖の手に話掛けてる冬日かな
鳥のさと田峯の河畔冬の日や  (だみね)
オシドリの越冬の里河畔かな
冬の日に子のい抱かれてうす寝息
施主の文字塔婆に染みて冬日かな
十一月つきは鋭く鎌になる *
かきいれや喘ぐ秋漁駿河湾
子の寝息泣き声無きや冬日来る *
冬の味かぶらの甘み千枚に
     **
寄り道や秋桜と言う花畑
天気予報朝の布団で冬に入る       *
同じ陽を寒暖計や冬に入る        *
影法師伸びて広野は暮れやすく
玉ねぎの目利きに