連載:日常

人はおのれの間違いを認めない (自分のためのメモ)

人は自分の信念に反する事実を認めない。むしろその事実こそ間違っている、あるいは解釈が違うと思い込むものである。心理学では認知的不協和というふうに言うらしい。

そして、事実を指摘する人間を、無礼であるというふうに受け取る。よく言ってくれた、自分が間違っていたというひとは、まず居ないということだ。自分自身も例外ではない。
ネットでコメントの応酬が繰り広げられるのはそれが理由のひとつだ。

そうとうに心が広いといわれている人物でさえ、自分を批判したことの記憶は長く留める。その人を見るたびにそのことを思い起こすものだ。

このことは裁判官や警察組織においても同