関ヶ原の後について話したいこと (2)        土木の専門家、川村孫兵衛

関ヶ原の後について話したいこと (2)
土木の専門家、川村孫兵衛
シリーズのタイトルを、「関ヶ原の後について話したいこと」、に変えます。今日は、その2回目とさせてください。

関ヶ原の戦いは、戦国時代に成長してきた大名たちにとり、総決算となりました。
毛利の本家は、安芸国ほか山陽、山陰10か国の主から、現在の山口県、防長2か国、29万8千石へ逼塞させられました。
一方、伊達正宗の62万石は、わずかに加増となり、近江国蒲生(がもう)郡において5千石の飛び地をもらいました。
京都に近いので、正宗は、ここを情報収集の拠点にしました。

毛利は、しかたなく、多く