土手を歩いていたとき

(思いつくまま***)


きのうのこと。

近くの河原の土手を歩いていたとき、
ふと不思議な感覚に包まれた。

わたしのまわりにあるものは
みんな仲間だと思った。

河原の石も
葉っぱも
空気も

みんなひとつの舟に乗っている仲間だ。


空中の素材があつまって

石となり
葉っぱとなり
私となって現れた。


私を作っている素材と
彼らの素材は
常に行き来している。


人といなくても孤独じゃない。

私は彼らであり、
彼らは私なのだから。


おかしい人、
と言われるかもしれない。
他の人には理解されないかもしれない。

けれど、

私はそれが真実