令和が幕を開けた。令和元年5月1日、新天皇陛下が即位された。4月30日、天皇陛下が退位された。その儀式は、テレビを通し、新聞を通して微かに知るのみであるが、一般国民とはかけ離れたものだった。
陛下が、「支えてくれた国民に感謝する」と仰せられたのは、象徴天皇の道を探り続けておられた所からのお声でもあったろう。
新天皇陛下は「憲法に則り責務を果たす」と仰せられた。
「上皇陛下の歩みに思いを致し、自己研鑽に励み、国民に寄り添う」とも仰せられた。朝見の儀での即位宣言がなされた。
それに先立ち、皇位のしるしとされる神器などを引き継ぐ「剣璽等承継の儀」なども
連載:時事問題への対処の在り方