連載:技術の伝承ということ

もう出会えないかもしれない技術

最近、着物の見方が変わってきました。
今までは、自分の着たい着物でしたが、
ここ最近は、なかなかお目にかかれない技術を駆使した着物や帯を集めたい。

自分が着るか着ないかは別として、技術の伝承としての呉服。

写真は、細かく絞られた袷と爪掻き本綴れの帯。

爪掻き本綴れの帯は、裏も表と同じ模様が出てくるので、表が汚れたら、裏表にして使えるもの。
あとの2枚は、腹帯の表と裏。

もうなかなか出会うことのない芸術品です。

カテゴリ:アート・文化