イタリアの駅と言えばビットリオ・デシーカ監督の「終着駅」の舞台、ローマ・テルミニ駅が有名だが、ミラノにも建築家フランク・ロイド・ライトに「世界一美しい駅」と言わしめたミラノ中央駅（ミラノ・チェントラーレ）がある。

　美しいかは別にして、兎に角デカい！乗降客は新宿駅の1/10にも満たない（32万対340万）駅だが、その偉容は遙かにそれを凌駕する。これは、新宿駅が私鉄やJR・地下鉄が入る複合的な駅であるのに対して、ミラノ中央駅は地下鉄を除く全ての路線が所謂「終着駅」の形で入線しているからだが、それにしても凄い！日本を代表する駅と言えるあの東京駅と比べて