清少納言の世界…あけび庵

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清少納言の世界…あけび庵
【枕草子】を追って   あけび庵
枕草子は、清少納言が宮仕えをしていた七年間の出来事や
考えたことを書いた随筆です。
:第二六段
香ばしう衣に染みて洗い髪待ち人なくも心おかしと  あけび庵
待つ人の夜もありなん雨風や音もするなりふと驚きぬ あけび庵
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天の戸をたたく水鶏や明けやらで          あけび庵
【参考】
家々や菜の花いろの燈をともし       木下夕爾
句意は明らかである。ただ厳密にいえば<菜の花いろ>は比喩で
あり季語で