清少納言の世界…あけび庵

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清少納言の世界…あけび庵
【枕草子】を追って
枕草子は、清少納言が宮仕えをしていた七年間の出来事や
考えたことを書いた随筆です。
:第五九段
名取川どの名取りたる河なるや淵瀬定めぬ飛鳥川あり あけび庵
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撫子の盛り置きたり朝露に            あけび庵
【参考】
直感は光より疾し蝶の紋             和田悟朗
ものの速さに対する特殊相対性理論の上限の破れを思い起こさ
せる。作者の深層にも相対論があるのだろう。〈光より疾し〉
の物理としての真偽は問題ではない。〈疾し