江戸博へ歩く~江戸の街道をゆく

中・高6年間、しばしば都電の定期代を映画や本で使い込んでしまって歩いて通った学園のすぐ隣が江戸東京博物館へ、往時を思い出しながらてくてく歩いて往復しました。<江戸の街道をゆく~将軍と姫君の旅路~>という特別展が開催されています。

「楽宮(サザノミヤ)下向絵巻」は約20mの絵巻が全公開されていて見ごたえがありました。楽宮は有栖川宮家の息女で、13代将軍・家慶に嫁ぐために京都から江戸に向かう豪華な道中が詳細に描かれています。薩摩藩の島津家の息女用の精細な装飾の駕篭、将軍を直接描くことは許されなかったので、将軍に源氏の模様のついた衣装を着せたり朱色の日傘で