紀貫之の世界

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紀貫之(きのつらゆき)の世界・・・あけび庵

【土佐日記】を追って   あけび庵
土佐日記は四国、土佐国に赴任した紀貫之(きのつらゆき)が任期
を終え、京都にもどってくるまで55日間の旅(主に船旅)を描いた
平安時代の日記文学です。
:奈半の港
漕ぎ離れこの人どもの見送らむ船にも思ふ岸にいふべし
宇多いくと幾千歳経たり松原の波打ち寄せて鶴ぞ飛びかふ
【参考】岩渕真智子の俳句
岩渕真智子さんは、北海道生まれ。函館市近郊で木材会社を営む
ご尊父は自宅で句会を催す俳人であった。しかも、父の従兄弟に
北海道俳壇の革新的先達として活躍された園田夢蒼花氏が