子供に見せたい映画

昨年のカンヌ映画祭で受賞した映画『万引き家族』を観て来た。
エンデイングのシーンを見てサスガヨーロッパらしいと思った。
アメリカならさしずめハッピーエンドかブラックエンドだろう。
ところがこの映画は”あれ?これからどうなるの?”で終わる。
何もかもが中途半端で最後に明かされる家族構成もショックだ。

つまり家族の絆とは何だろうと言うことを考えないといけない。
万引きにしても「万引きはいけない!」とは一度も言わない。
けれど子供は幼い妹に万引きをさせない苦労を背負う。
平気で万引きをしているようで心の中の葛藤はある。
いずれ分かってしまう事実に目を背けてば