「競輪文化」読了

これも以前読んだ本と同様、社会学者の論文をベースにした本なのですごく読みでがある。2週間の貸し出し期間ぎりぎりで読み終わった。

とは言え、前に読んだ本よりは全然読みやすい。1度寝落ちしそうになった以外は結構興味を持って読み進められた。


競輪が創られた戦後まもなくの時代から今に至るまで、競馬や他の公営ギャンブルとの比較を交えて競輪の立ち位置が描かれて行く。

そこには競輪ならではの「スポーツ」と「職業」してのせめぎ合い(少し前まではアマチュア規定で「スポーツ」と職業選手が分けられていた)があり、時代の変化とジリ貧を何とかしようと言う競輪業界の努力との