「最高に幸せな生き方と死の迎え方」 内藤いづみ著
オフィスエム 2009年6月6日発行
ー「ふじ内科クリニックの内藤と申します」
人間と向き合う仕事だから医師を目指した私は、そんな考えを誰に話すこともできず、孤独だった。
ホスピスは、
小さくてもいいから家庭にいるようにほっとして安らげることが大事なのだとも教えてくれた。
ボランテイアの一員としてそこに出入りするようになって、まず驚いたことは、みんな笑顔だということだった。
まさにホスピタリテイ、温かいもてなしにあふれた場所だった。
社会に一員として誇りを持ってしゃんと生きていて、閉じこもらない。病