日記 9 メソポタミヤの殺人

アガサ・クリスティ「メソポタミヤの殺人」田村義進訳・早川書房読了。ジュニア版で楽させてもらった。

「BOOK」データベースより内容紹介。
古代文明の遺跡が眠るメソポタミヤ。発掘にあたる調査団の宿舎でつぎつぎと怪事件が起きる。窓からのぞくぶきみな顔、深夜の倉庫にちらつく怪しい光。そして調査団リーダーの美しい妻には、十五年もまえに死んだはずの元の夫から、なぞめいた脅迫状が届く。だがそれはすべて、まもなく起きる殺人事件への序曲に過ぎなかったのだ…中近東を舞台に、過去からの亡霊を相手に名探偵エルキュール・ポアロの推理が冴えわたる。

大津忠彦先生(中近東研究