装飾古墳の見方

現在県立美術館で「菊池一族の闘いと信仰」が開催中ですが、それに付随して特別講演会があったので聴講して来ました。

「古代の菊池川流域」(熊本県教育庁文化課 宮崎敬士氏)
装飾古墳に関しての講演でした。
装飾古墳は4世紀末には不知火海沿岸、5世紀は宇土半島基部、そして6世紀に菊池川流域へと変遷し、水路と陸路の街道筋に分布し、その交差点に位置していること。

装飾古墳のイメージは赤。
阿蘇黄土を火であぶると赤いベンガラが出来る。
あぶる時間によって色合いが変わってくる。
石棺の内側はベンガラで塗られていること。
絵柄は無造作に描かれているのではなく○△□が基