東京国立博物館「奈良大和四寺のみほとけ」

7〜8世紀に創建された岡寺、室生寺、長谷寺、安倍文殊院の四寺のある奈良県北東部は、かつてヤマト朝廷が都を置いたといわれ、また飛鳥時代の政治の中心に近く、貴族や民衆に及ぼした影響はかなりのものだったと推察される。この4寺から材質もお姿も、独創的な仏像がやってきてくれた。

★今回のお気に入り
○岡寺
・国宝・義淵僧正(ぎえんそうじょう)坐像(奈良時代・8世紀)

○長谷寺
・重文・十一面観音立像(鎌倉時代・13世紀)…さずがに高さ10mを超える本尊「重文・十一面観音立像(1538年建立)」は、お出ましになれないので、こちらの「重文・十一面観音立像」が代打で