地元の新聞に、「寂心さんの樟（クス）」についての記事がありました。
以前戦国武将の加藤清正の登場する小説読んだとき、熊本城を、以前からあった隈本城を勇ましい「熊」に替えて大規模な築城をしたことは知っていました。
その隈本城を最初に作った地元の豪族がのちに出家して「寂心」となり、亡くなった後に手植えをした樟のそばに墓が作られたようです。

その樟は、一時付近に道路等を造ったのが原因で枯れ始めたそうですが、天然記念物となり土を掘り返し樹木医の手当てにより見事に復活したとのことです。
樟（クス）は熊本の県木で、いたる所に植えられていますが大木も数多くあります。