連載:日常

富士市戦争展

今年も戦争展に足を運んだ。私の中の年中行事になっている。私と父の接点がこの戦争というキーワードとなるのもどうかと思うのだがそれだけ父の心中を支配したのが戦争であったのだろうと推測する。

シベリア抑留と満蒙開拓義勇軍との両方で苦労した父だった。1つだけでも大変な出来事なのに人生の悲劇は色々な場所に影を落として行く。

未だ語られていない新事実は沢山あるのだと思う。戦争展との関わりの中で新しい生き方を模索する事もありだろうと思う。1つ1つを柱にしたり、礎としたいものだ。これから戦争体験者ののいない戦争被害について語り継ぐ時代になるだけにより一層の新しいイン