暑い昼下がり、まえの道路端でまるおのシャンプーしていると、自転車押して歩く知らない爺がある。
タイヤがペッちゃんこなんで、気にとめて、
「どうしたん?」と声かけてみた。
空気が抜けちゃってさぁ、という。
吾が輩よりもすこし先輩かな、と想いながら
「チョッと診てみようか」
虫バルブを抜いてみると、割れている。
「これじゃだめだよ」
タタキの靴箱からバルブを出して、取り換えて、空気ポンプで5、6回。
「もう大丈夫だよ、どこまで行くの」
1kくらい先だそうな、よく見たら電動アシスト付きだった。
吾が輩は、自転車好きな、まだ男の子、パンク修理は