予報にたがわず、正午ごろ雪が舞ってきた。 　居間のまえの、柿の小枝に吊るしたリンゴの切れ端をねらって野鳥がおとずれる。 　黒っぽいヒヨドリやスズメ、ちいさなメジロたちが入れ替わりやってくる。 　ちっちゃなメジロはかならず二羽で飛んでくる、つがいなんだろうか。 　小鳩ほどのヒヨドリが枝に止まると、メジロは退散する。が二度三度とあらわれる。 　熟れた柿の実がのこっていたころからのお客さんだ。 　柿が…

　まるおが、息を引き取った。 　早朝目覚めて、まるおを覗いてみると、いかにも苦しそうだ。 　目を剥いて、喉をのけぞらせて、ぜいぜいと息をして、あえいでいる。 　死ぬのは、もう時間のもんだいと、思った。 　すぐに寄り添って頭を撫でてやる。 　近寄ると影を追うが、視線がうつろで焦点が合わない。 　昨晩から、前足を立ててお座りの姿勢のまま、夜どうし過ごしたようだ。どうしてだろう、伏せるとどこか痛むのか…

12月で11歳をかぞえたまるおくん、歳のせいかこの寒さのせいか、起床が遅くなった。 ８時をまわってようやく、ワンとお呼びがかかる。 防寒用のケージの覆いを外してやると、パッチリお目目で「おはよう☀😃❗」 まるおはえらい❗昨夕からずーっとオシッコしてないのだ、いつものように。 寒いんでチョッキを着たままクルマに押し込んで、高岩公園までひとっ走り。 いつも近所まわりの徘徊ではご相伴がいい加減飽きて…

今朝がたは、稼ぎにむかうバァバのクルマに、まるおともども便乗した。スーパーマーケットへ到着し、まるおを移動ケージから出して、拙宅まであるいて帰る。 　約３km、途中ひろびろとした田んぼのアゼミチを、リードを放してまるおのペースでのんびりと。 　耕作放棄地もけっこうあって、冬枯れの背丈をこえる葦におおわれて、柳の木も自生してしまっている。この辺りは、水はけの悪い田んぼのようで、採れる米も好くないん…

まるおのお伴から帰宅すると、すでに五時半をまわっている。 　がいまや彼岸の時期、西陽が紅く玄関ドアに当たっていて、まだ充分に明るい。一日ごとに日が延びているような。 　まるおを狭いタタキに置いたケージに追い込むと、前足でとびはねて餌を催促する。 　椀に準備しておいたカップ一杯の餌をあたえ、ソーセージを半分、ハサミでこまかくして椀に入れてやる。あっという間に平らげてしまう。 　防寒チョッキを着せて…

　暑い昼下がり、まえの道路端でまるおのシャンプーしていると、自転車押して歩く知らない爺がある。 　タイヤがペッちゃんこなんで、気にとめて、 「どうしたん？」と声かけてみた。 　空気が抜けちゃってさぁ、という。 　吾が輩よりもすこし先輩かな、と想いながら 「チョッと診てみようか」 　虫バルブを抜いてみると、割れている。 「これじゃだめだよ」 　タタキの靴箱からバルブを出して、取り換えて、空気ポンプ…

けさ、まるおと歩み出すと、肌寒いナと感じた。暑中いらいのこと。 　出る直前まで雨音がしていて、一応傘を携帯した。 　まるおも気持ちがいいようで、速足でどんどん引っ張る。 　ただ今８じ、空は急速に回復してすっかり快晴となり気持ちいい。 　天気予報では３１度まで上がるそうだが、午後早々に雷雨だって、今夕は盆踊りの二日目、大丈夫かナ。 　夕べだってザーとにわか雨があったし。 　地域の老人会？　イヤ婦…

連日連夜、お暑うございましたね。 されどもようやくに今朝などは、チョッと冷気を感じましたよ、まるおを曳いて５時半にそとへ出たとき。 昨日までのセミしぐれが、けさはパッタリ止んでしずかな公園。 　オーシンツクツク、の鳴き音がない そういえば、今年はミンミン蝉を一度も聞かなかった、どうしてだろう不思議ですね。 　この熱い時期、吾が輩はほとんどサルマタ一丁で過ごしました。チョッと品がないね。 　婆は…

アスファルトがやけちゃって、短足はだしのまるおにとって、てっぱん焼きのうえを歩くようで、かわいそう。 今どき野良のあぜみちでさえ舗装されている。 だから、土草のある公園に日参するしかないんです。 いつもは子連れでにぎわう園内もこの暑気で、ひとのすがたもちらりほらり。 朝夕公園内をぐるぐる歩き回って、彼のお伴もいい加減飽いてきました。 冬に撮った写真だったので？入れ替えました、ソーリー。

いまの時期、日脚がどんどん伸びていく。つまり、サインウエーブの波形だと、急上昇してる部分。 おもてへ出ると、菜の花が咲き、さくらが咲き、蝶が舞いだし、そして花粉も舞って、これには参ったネ。 - 川面から、鴨たちがすがたを消したとおもっていたら、空につばめがもうやってきたネ。 明るくなって、暖かくなって、やはり春はいい、風がつよくてちょっとうっとうしいけど。 かおがほころび、はなうたまで跳…

不思議なできごとがあった。野鳥が高い木の枝から墜落したんだ。 まるおと連れだって、毎日、公園へ向かう。 ごく近いんだが、手押し信号のある広い道路のむかいにある公園で、一日一回は寄る。 まるおのお気に入り場所で、欠かしたことがない。 そこへ行く途中、そばのブロック塀へ立ち寄る。その塀にからだをねじりながらすりつけて背中を掻く、これも毎日のこと。 公園へ着くとさらに、「防災備蓄用」と書いてあ…

町内ソフトボールティームのOB会です。 数歩さきの小山食堂で、20人以上も集まりました。 獺祭、なんぞという高級酒を差し入れたひともいて、 飲めや唄えや、🍺😵🌀もうダメまで飲みました。 引き留める声をうしろに聞きながら振りきって帰宅、 千鳥足でもってまるおとともにお散歩へ、 土手に向かい、草むらに腰をおろして、斜面に寝転んだらついうとうとと。 まるおに頬っぺたをペロペロやられて目覚…

　公園で、優雅にまるお君のお供ちゅうのこと 　空中にふわふわ浮かぶ、いまどきタンポポの種かとあやぶんで 　手袋を寄せると、くっついてきた 　小さくて虫メガネがなくては見えない 　だいじに、ビニール袋にとって持ち帰り、写真に撮りました 　蚊でも雲蚊でもなさそう、はじめて見る飛行虫、なんでしょうか？ 　

昨夜はひどい風でしたね。 　 物干し場のビニールトタンがバタバタと、雨戸がガタガタ甚だ安眠妨害でした。 雨はそれほどでもなかったようです。 今日はまあ朝からカンカン照りで、寝不足の目に応えましたよ。 あれ、いまごろ公園の樹木で、つくつくぼうしが唱っている。 あの猛暑と、災害の多さと、この夏はいい思い出が有りません。 行く夏を惜しむなかれや法師蝉

いまだってわれ主役の座わが人生 しんどかったが おもしろかったヨ😁 「きみには所詮わしの気持ちは解るまいて」飼い主

あん時ゃ往生しましたワン。

道行く方々が、ボクを見てニンマリしたり、誉めてくれたり 不細工なボクの面と比べて優越感に浸るんでしょうな、きっと。